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  • 執筆者の写真中嶌 尚平

屋久島西部釣行


おしげさんとの最後の釣行は

屋久島の西部地域へ!!

ここは陸では島で唯一世界遺産に含まれる地域で、

20kmほどの細い林道をくねくねと一時間ほど走らなければならず、

猿や鹿に囲まれてしまうこともあるような、

自然にあふれたすばらしいところです。

国の政策による伐採からこの地域を守ってくれた人たちがいます。

海はなかなかの難所で、

ほとんど上陸できる場所もない海岸線が20kmほど続きます。

そんな海で何が釣れるのか?

過去ここでカヤックで釣りをしたことがあるのは

おしげさんくらいでしょう恐らく。

ぼくがふたりめ恐らく。

そしてもう一つのチャレンジはフィッシングカヤックでの長距離パドリング。

先の遠征で使ったようなシーカヤックとちがうシットオンカヤックで

どれだけ漕げるのか!?

南東の風。

小潮。

11時満潮。

潮の向きは重要です。

なかなか素直に動いてくれないので

どうなるのか?

楽しみでもあり、

不安でもあり。


6:30さあ出発 !!


永田灯台まで5km、一気に漕ぎます。

ゆうべ飲み過ぎでだるい。。。


まずは一叩き。

灯台下、べた凪。

潮も動かずアタリもなし。。。

ぼちぼち進みます。


灯台の先、1kmのところにある観音崎。

ここから栗生側にある”瀬切れ”という川まで

約15kmが世界遺産になっています。


半山断崖。

迫力が伝わらない・・・。


軽トレッキングツアーでも案内する半山地域、

海から。

風景写真はむずかしい。

その後もすばらしい景観がつづきます。




これは昔、海岸線を行く道があったと聞きますが、

そのためにつくられたという道でしょうか?

先も後も道というには・・・。

肝心の釣果は!?


初ヨコスジフエダイ。

小さいけど初物はうれしい。


そして屋久島名タバメ。

ハマフエフキダイです。

ここだと思ったポイント一投目でくるとうれしい。

バーベキューでいただきました。

その他アタリはそこそこあるものの、

乗せられず。。。

オキザワラにはあっさりダブルにしたラインを切られるし。。

カマスサワラともいうそうで歯がするどくやっかいらしい。

英語名は

”Bastard Mackerel”

バスタードなサバとはね。

M先生もいい型のカスミアジ。

目がかわいい。


前の日に僕が釣ったやつより大きい。

40cm前後あったかな。

シーカヤックでさすがですね。

ツムブリも目の前まできてバラしたそうです。

口柔らかいからね〜。

あと小さなバラハタ。

そしておしげさん!!


は、坊主!!

でもこのガッツポーズ。

マグロ狙いの大仕掛けで勝負したためということを

お伝えしておきます。

でも坊主は坊主。

こんなこともあるのがカヤックフィッシング。

最後まで名残惜しく

(往生際悪く)

GTを狙ってキャスティングを続けておりました。

ところで全行程30kmくらい漕いでましたね〜。

せいぜい25kmくらいだろうと思ってた。

固いシートでお尻が痛くなるし、

飲み過ぎでだるかったし、

釣りしながら休み休みとはいえ、

非常に疲れました。

潮は午後から素直に引きはじめ、

小潮とはいえ、

灯台からの5キロがきつかった。

そのまま栗生に抜けたかったけれど、

”そのあとどうすんだ”

ということになり

瀬切れの辺りで引き返すことになったのでした。

栗生までなら余裕だったけど、

引き返したため、

距離は長くなり、

潮も逆。

プラス魚を求めてうろうろ。

みんな勝手にばらばらに見えないところに行ってしまうし、

西部は電話も通じないので、

多少不安も感じたけど、

時間ぎりぎりになったら

ひとりで帰るしかないな〜、

と思案しているところで

無事合流。

12時間船の上。

こんな釣行も信頼できる相手だからできることです。


屋久島はしばらく天気も安定して、

気持ちいいです。

永田に遊びにきてください。

静かで

海も川も身近で

夕陽も星もきれいにみえる集落です。

いい宿もあります。

永田お宿組合

ワンドロップでは釣りだけでなく、

沢や森、シーカヤックにも

少ない人数でご案内します。

お気軽にお問い合わせください。


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