• 中嶌 尚平

新永田風土記


永田集落の岳参りに行ってきました。

三年振り。

何回目かな。

6回目?

いろんな人がすでに紹介していますが、

今回はぼくの視点で。

屋久島は山岳信仰の島。

各集落でお参りする山が決まっています。

対象になっている山の山頂には祠があり、

集落によりやり方や時季はさまざま。

島ではめずらしく、

対象である永田岳1886mの

全容を里から見渡しながら生活しています。


出発の朝

お参りには賽銭やお神酒のほか、

砂浜の砂を持って行って山頂直下の祠にお供えします。


山頂直下の岩屋にある祠。

江戸時代からのもの。

早朝に浜で各々、砂を採り、竹に詰めて、登りはじめます。

要するに海岸線から山頂まで山小屋泊で往復するわけです。

一日ではとても帰って来れません。

海抜ゼロからいつも見上げている山頂までみんなで。

登る歩道は島でも一番険しいといわれる

永田歩道。


ことしは自分含め、11名と少し多め。

朝五時集合して砂浜から出発!!

のはずが!!

ふと起きて時計を見ると

5:50!?

???

”まずい

どうしよう

このまま忘れて寝るか”

と頭をかすめるが、

まだ追いつける!!

パッキングもできてるし。

ということであわてて着替えて、

ザックをかついで浜に砂を採りに行き、

里の永田嶽神社に出発の報告をし、

集落を抜け、

横河渓谷のさらにうえにある登山口をひとり目指します。


とまあスタートでつまづきましたが、

途中なんとか追いつき、

八時間余りで1600mの鹿の沢小屋にみんなで到着。

それにしてもきつかった。

こんなにしんどかったかな。。

きれいそうな夕陽を見に山頂に行くことはやめにして、

まだ三時前だけど

さっそく飲みはじめます。

永田名物の豚のすき焼きをごちそうになり、


焼酎やビールワインやウイスキーまで。

よくこんなところまで持ってくるね。。

夜八時頃就寝。

あさは五時出発で

暗い中、山頂を目指します。

一時間ほど上り詰めると





風が強くてとても寒い。

でも今まで登った中で、一番の景色でした。

二日間いい天気。

星も揺らぎが少なくきれいに見えた気がした。

下りはのんびり気味で、

好きな場所でゆっくりしたり、




気になる杉の巨木を近くで眺めたりして、

帰り着いたのは16:30。

留守番のひとたちがビールを持ってお迎えしてくれます。

迎えの軽トラの荷台に乗せられ、

(いまどきは違反です)、

集落を抜けて行くとき、

岳を見上げると満足感を覚えるのでした。

夜は境迎え(さかむかえ)

という要は飲み方になります。

楽しい時間を過ごしました。



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