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  • 執筆者の写真中嶌 尚平

不定期連載 新永田風土記その2


その1はいつだったか・・・。

その内容も覚えていないけど、

とにかくその2。

永田集落には神社が多く、頻繁にお祭りがあります。

お祭りといっても出店が出るような、

縁日のようなものではありません。

ローカルピープルが集まり、

神様に感謝する、

といった感じでしょうか。

旧暦で八月朔日(ついたち)。

もっとも里から離れた山合いにある

小山神社の例大祭がありました。

永田集落は七つの地域に分けられていて、

それを方限といいます。

今年は僕が住む浜町という方限が当番なので、

準備や片付けに参加しました。

神事のあとの飲み方にも。

この飲み方は直会(なおらい)といわれます。


小山神社

こじんまりしていて木造のいい雰囲気。

縁結びの神様だそうです。

手前の鳥居の両脇にある像は廃仏毀釈で壊されたとかで、

頭がありません。


前日大雨のなか、

皆ずぶ濡れで掃除をして、

清めたおかげで、

一年の落ち葉や枝が取りのぞかれ、

周りには浜砂が巻かれ、

こざっぱりしています。


中では飲み会が行われています。

鈴からぶら下がる綱には結び目。


縁結びだからだろうと勝手に結論づけました。



その背後。

登っていくと大きな花崗岩。

その前に小さな本殿、というのかな。

ここも浜砂で清められています。

僕が見よう見まねでやりました。

この岩は屋久島に二つだけある陰石の一つで、

もう一つはあのモッチョム岳。

”モッチョム”とは

一説によると

種子島の言葉で女陰という意味だそうです。

お客さんにどういう意味かと聞かれると、

ローカルラングエッジでよくわからないと濁すことが多いです。。

なぜ種子島弁なのか?

大きな岩の上は屋久島らしく、

木が育ち、

森の一部と化しています。

そんな時季になると

花の季節。

足元の雑草と思っていた草が、

花を咲かせます。

なぜか紫色が多い。

花の色では一番好きな色。




このところの長雨で紫陽花も咲く。


ハマゴウの花ももうすぐ。

これもうすい紫色。


最後は赤い花。

外来っぽい感じです。

涼しくなってきたので、

散歩が楽しいです。


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