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  • 執筆者の写真中嶌 尚平

into the forest



またまた久しぶりです。

訪れてくれた方、ありがとうございます。

このところだいぶ秋も深まってきた感があります。

台風がつづき、

海から遠ざかっていました。

とある検定を受ける予定のカヤック仲間と

練習しようじゃないかと

ひさびさに重くなっていた腰をあげ、

船を積み込み、

凪ていた南部へと車を走らせました。

昨年その検定を受けたばかりなので、

自分なりの生な傾向と対策を、

自分なりの言葉で伝えたり、

自分なりにやって見せたり、

逆に自身の練習に付き合ってもらったり。

なんにせよ、

海に出るのは、

体を動かすのは、

気持ちいい。

寒くなってきて、

天気も悪い日が多いと、

引きこもりがちになってしまいます。


これは先日のツアー写真。

シーカヤックマラソンに出ると言っていた二人。

どうだったかな?

さて

このところ森に行く機会が多く、

(海はしばらく大荒れだったし)

大雨警報寸前だったり、

霧雨が降ったり、

晴れていたり、

靄がかかっていたり、

と、

仕事だと様々な状況で行くことになり、

このところまた

森に行くことが楽しくなってきました。

ところが、

先日は愛子岳に登ろうとしたら、

猿の群れに阻まれ、

断念。。。


これでも群れの一部。

このところ猿がかなり増えてきている気がします。

少なくともこの10年に限って言えばの個人的感想です。

時季的なこともあるのか、

彼らも気が立っていることが多く、

囲まれたり、

追いかけられたり、

ということが度々起こっています。

かなりこわいです。

そんなこんなで昨日は

おとといの海に続いて、

とある森へ。

あえて雨の降るなか行ってきました。

初めてのルートのうえ、

度重なる嵐で道はかなり荒れているということなので、

慎重に歩を進めました。

とは言え、

そこそこ歩かれているところだし、

整備もしてくれているので、

問題なく到着。

初めてのルートは緊張感があって楽しいです。


3000年ともいわれる杉、の一部。


倒木を覆う苔の上に育ちはじめたばかりの杉。


嵐のあと、

杉林の林床はカラフルでふかふかして気持ちいい。

そして何より

そもそもこのルートを切り拓いて、

長い年月維持されていることの

ありがたさ。

ただそこをなぞって

歩いているだけの

自分のちっぽけさを深く、

感じたのでした。

さて

このところ縄文という言葉をメディアでも、

よく聞くようになりました。

屋久島に住みはじめ、

カヤックを始めてから、

感じていたこと。

人間は果たして”進歩”しているのか!?

縄文時代の人と比べて、

何がすごいんだろう?

江戸時代の人々と比べたって、

どうなんだろうか?

僕には”変化”

という言葉の方がよっぽどしっくりきます。

人間そのものはむしろ”退化”していると感じられます。

近所の島人である80歳のじいちゃんと

自分を比べてもそんな風に感じてしまいます。

いまだにチェーンソーを持って木に登ってます。

去年は死にかけてたのに。。

元気になってよかったです。

長くなってしまいました。

最後まで読んでくれた方、ありがとうございました。


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