白谷雲水峡に花見に行くことになりました。
いつも通りだと物足りないので、気になっていた楠川歩道から。
江戸時代から使われていた古い道です。
太鼓岩までは標高差1050m。往復9時間でした。
雲水峡に入ってからの写真は忘れてしまいました。
今年の桜は一斉に咲くという感じではなかったようで、ちらほらでした。
思った以上に楠川歩道がよかったので、それで満足です。
ザックを背負って集落を歩いていると、年配の方々に励まされます。
一時間ほど舗装された車道を歩くと、歩道の入り口に到着。
歩道といっても屋久島では割とシビアな登山道のことなのです。
途中は割と急勾配が続きます。
何せ地図上では短い距離を1050mも上がるので勾配は急になります。
他の登山者の気配はなし。
歩く人は圧倒的に少ないので、森や苔が深い、というか近く感じられる。
自然の度合いが高いというか。
その分リスクも高いので、気は抜けません。
人の気配といえば、過去に施された土木作業でしょうか。
江戸以降、いつ頃なのか?補修は繰り返されたことだろう。
割と近いところにある未知の世界。
まだまだあるのがこの島のすごいところ。
体験すればよりこの島に近づけたような気分になります。
もう少しこういう機会を増やしたいと思っております。
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